風の電話

「風の電話」 エゴマ・プロジェクト番外編

このレポートのPDFはこちら 
http://kawaicamp-ouentai.mimoza.jp/tazawa/20150123kazenodenwa.pdf

この“電話線の無い電話ボックス”は、親しい人を亡くした被災者が、空にいるその人と、静かに対話をするための場所。
受話器を手に静かに話し掛ける人や、泣き続ける人。訪れても、躊躇(ちゅうちょ)して電話ボックスに入れない人。
ボランティアとして活動してきた私にとっても、足を踏み入れることをためらわれた《聖地》のひとつです。

田澤 2015/02/10(Tue) 17:49 No.480
Re: 風の電話

もともとは自分と家族のための庭をつくることから始まった、大槌町の佐々木格(いたる)さんが、「震災で突然の別れを強いられた被災者の心の助けになってほしい」「遺族と亡くなった人の思いをつなぐことが必要」との強い思いから、植栽などを整備し直した場所です。
その大切な場所が1月8日の強風によって倒壊してしまったのです。

田澤 2015/02/10(Tue) 17:50 No.481
Re: 風の電話
ですが、知らせを聞いた山田町の大工さんや、ボランティアの迅速な対応で、復興することが出来たのです。もちろん補強対策もしっかりと採られています。


「風の電話は心で話します
 静かに目を閉じ 耳を澄ましてください
 風の音が又(また)は浪(なみ)の音が 
 或(ある)いは小鳥のさえずりが聞こえたなら

 あなたの想(おも)いを伝えて下さい」"

田澤 2015/02/10(Tue) 17:51 No.482
Re: 風の電話

"伝えて、あのひとに・・・・ 岩手県大槌町にある「風の電話」。
   線はつながっていない・・・・。
       電話にこめられた「想い」を絵本に。 "



 山の上に置かれた電話。だれもが自由に使えて、今はそばにいない人と話すことができます。でも実はそれは電話線のつながっていない電話でした。
岩手県大槌町に東日本大震災のあと設置された風の電話ボックスをモデルにした、いもとようこさんの絵本。
『かぜのでんわ』(いもとようこ/作・絵、金の星社/刊)

田澤 2015/02/10(Tue) 17:51 No.483
森の図書館
佐々木さんの庭の一角に建つ「森の図書館」

田澤 2015/02/10(Tue) 17:53 No.484
森の図書館
「大槌町では震災で図書館が無くなってしま い、子どもが読書をできる環境が無くなってしまった」ということがきっかけとなり、「森の図書館」が生まれました。



田澤 2015/02/10(Tue) 17:54 No.485
処理 記事No 暗証キー

- JoyfulNote -